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3Dプリンターを使った副業は稼ぎやすい!4つの方法とおすすめ機材紹介【月10万円以上稼ぐ主婦も】

簡単に立体的なものを作れることで人気の3Dプリンター。価格もお手頃になり、個人でも購入する人が増えてきました。

そのため「3Dプリンターを使って稼げないか?」と考える人も多いのではないでしょうか。

実際に3Dプリンタを活用して、月に10万円以上稼ぐ主婦も出てきています。3Dデータをいじるスキルはいるものの、まだまだ再現性の高い副業のため、ものづくりが好きな人にはおすすめです。とはいえ、どのように稼ぐのか、何がいるのがという疑問もあるでしょう。

そこで本記事では、3Dプリンターの副業について、以下の点をご紹介します。

  • 3Dプリンターの副業の稼ぎ方は?
  • 収入・単価の目安はいくら?
  • 3Dプリンター以外に必要なものは?
  • 3Dプリンターで副業するときの注意点は?

記事を読むとこれらのことを簡単に解決できます。副業で稼ぐために、ぜひ参考にしてみてくださいね。

3Dプリンターの副業とは?4つの稼ぎ方と収入目安を紹介

3Dプリンターの副業とひとことで言っても、収入を得る方法は1つではありません。まずは、4つの稼ぎ方とそれぞれの収入の目安をご紹介します。

  1. 3Dプリンターで作品を制作して売る
  2. 3Dデータ・設計図を出品する
  3. クライアントワークを受注する
  4. 情報発信で稼ぐ

それぞれについて、以下で詳しく解説していきますね。

【3Dプリンターの副業1】作品を制作して売る

副業としてまず挙げられるのは、3Dプリンターで作った作品を売ることです。設計図を用意し、3Dプリンターでプリントしたものを、ネット上(メルカリなど)で出品します。

売上(販売価格)の一部が、販売サイトに手数料として徴収され、残りが自分の収入となる形です。手数料はサイトにより異なりますが、価格の10%前後が目安となります。

下の表は、売れやすい代表的な商品と、それぞれの販売価格の一例です。

<3Dプリンターによる制作物で売れやすいもの>
商品 販売価格
クッキーの型 300円~1,000円
アクセサリー 800円~3,000円
ストラップ・キーホルダー 500円~1,000円
模型・フィギュア 1,000円~
ミニ四駆関連(治具等) 1,000円~
ドローン関連(部品等) 500円~

アクセサリーやストラップは、自分で好きな形を作れるため、デザインが好きな人におすすめ。

また、ミニ四駆やドローン関連では「あると便利な部品」など、需要のあるものを作ると売れやすいです。

手元に3Dプリンタがない場合は印刷サービスを利用しても良いでしょう。

  • DMM3Dプリント
  • rinkak
  • Shapeways

 

などが、使えます。

【3Dプリンターの副業2】3Dデータ・設計図を出品する

3Dプリンター関連の副業としては、3Dデータ(設計図)を売る方法もあります。商品を自分でプリントして作るのではなく、データのみを提供するスタイルです。このようにデータを作る人を「3Dモデラー」と言います。

3Dデータの提供のしかたは、主に以下の2パターンです。

  • データのみを販売する
  • データのみを出品し、プリント・発送は代行してもらう

好きなデザインを売りたい人には、プリント・発送の代行サービスが人気があります。

自分は3Dデータを出品するだけで良く、ネット上で購入されると、仲介サイトが製品を出力して発送してくれるシステムです。

売上(販売価格)から制作費用・販売手数料を引いて、残りが収入となります。制作費用はあらかじめ見積が可能。そこに自分がほしい報酬金額を上乗せして、自由に販売価格を決定できます。

以下は、実際に出品されている商品と販売価格の一例です。

商品 販売価格(データ代・制作費用含む)
アクセサリー 4,000円~
フィギュア 3,000円~

この方法のメリットは、3Dプリンターを買わなくて良いので、初期投資が少なく済むことです。また、プリントする時間や、商品発送の手間もかかりません。

商品発送を行わずデータのみを販売する場合は、この次に紹介するクライアントワーク(受託の仕事)で行うケースも多いです。

【3Dプリンターの副業3】クライアントワークを受注する

3Dプリンターで稼ぐには、クライアントワークを受注する方法もあります。依頼された仕事を行い、労働や納品物の対価として報酬をもらうスタイルです。

データ作成からプリントまでを一括で請け負う場合と、3Dデータのみを納品する場合の両方があります。依頼される内容は、たとえば販売前の商品のサンプルや、建物・乗り物の模型など。

実際に発注されているものと、それぞれの単価の一例を以下にご紹介します。

<クライアントワークで依頼される3Dプリンター制作物>
商品 受注金額
スポーツ用品のサンプル 10,000円~
動物のフィギュア 10,000円~
船の模型 5,000円~
アクセサリー 5,000円~

受託の仕事は、制作する3Dデータや作品について、クライアントから指示があるのが一般的です。そのため、自分の好きなものを作れないことが、デメリットと感じる人もいるかもしれません。

一方で、自分で作品を売らなくても、必ず収入を得られる点はメリットです。

【3Dプリンターの副業4】情報発信で稼ぐ

3Dプリンター関連で稼ぐには、情報発信で収入を得る方法もあります。3Dプリンターについての体験談や情報を、ブログ記事YouTubeで公開するということです。

たとえば、以下のような内容を発信します。

<3Dプリンターに関する情報発信の例>

  • 3Dプリンターの使用感・レビュー
  • 3Dプリンターの使い方
  • 3Dデータの作り方
  • 3Dプリンターの作品を売るコツ

情報発信で稼ぐ方法は、主に有料記事の販売広告収入となります。

有料記事の販売

有料記事の販売とは、記事を無料で公開せず、お金を払った人だけが読めるようにする方式です。

販売価格は、最初のうちは500円~3,000円程度が目安。著者の知名度が上がったり、有益性の高い情報になったりすると、5,000円以上で売れることもあります。

決済機能があるサイトを使えば、販売の手続き自体は難しくありません。

たとえば、知識共有プラットフォーム「Brain(ブレイン)」でも、随時新しい有料記事がアップされています。ぜひ参考にしてみてください。

広告収入

広告収入とは、記事やYouTubeに広告を掲載することで得られる報酬のことです。広告が閲覧されたり、クリックされたりすることで収入が発生します。

報酬額は、YouTubeであれば再生回数1回あたり0.1円前後が相場です。ただし、広告の単価は一定ではなく、時期や広告内容によっても異なります。

もし「YouTubeを始めてみたけど、なかなか収益が上がらない」という場合は、当メディアで提供している講座「Movie Hacks」がおすすめ。動画編集を基礎から学べて、クオリティの高い動画を作れるようになるので、再生回数も伸びやすくなりますよ。

3Dプリンターで作れるもの5選

3Dプリンタを使って商品販売をしようと思っても、具体的に作れるもののイメージがつかない方もいるはず。ここでは、3Dプリンターで作れる代表的な物を5つ紹介します。

  1. スマホケース
  2. フィギュア
  3. 家電の部品
  4. スマホスタンド
  5. クッキーの型

もちろん、創造力次第で他のものも作れます。ぜひ、人気が出そうなグッズを考えてみてください。

 

1. スマホケース

オリジナルのスマホケースは人気の商品です。iPhoneなどの人気機種であれば、市販のスマホケースもたくさんありますが、機種によっては品揃えが少ないことも。そんなときに3Dプリンタを使えば、好きな機種向けに好きなサイズでスマホケースが作れます。

型抜きをしたり、逆にキャラクターを出っ張らせたりするデザインも自由自在。塗装することで、よりおしゃれな作品となるでしょう。

2. フィギュア

難易度は高めですが、オリジナルのフィギュアも作成可能。好きなキャラクターに好きなポーズを取らせることができます。

オリジナルを作成して販売するほか、オーダーメイドに対応するのもよいでしょう。時間がかかりますが、世界に1点ものの作品を提供できるので、顧客の満足も高まるはず。

フィギュアに関しては「3Dモデラボ」を見に行くのもおすすめ。クリエイターが制作したデータを自由に閲覧、ダウンロードできます。自分の作品を作るときも参考になるでしょう。

3. 家電の部品

足りなくなってしまった家電パーツを販売しても良いでしょう。純正品が手に入らなくて困っている場合や、そもそもその部品を発売していない場合は役立ちます。

ただし、パーツを発売する場合、商品の見極めが非常に大切。なかなか売れないものを揃えても、制作の時間がかかるだけです。

自分の家で使うように作ったパーツの元データを販売するなどの工夫をすれば、省コストで稼げます。

4. スマホスタンド

スマホやタブレットスタンドも人気。比較的直線的なパーツも多く、作りやすいのが特徴です。また、発想次第でデザイン性の高いものも制作できます。

スマホ以外にも、

  • ブックスタンド
  • ジュエリースタンド
  • 歯ブラシ立て

など、物を変えて立てかける製品を製作可能。Thingiverseには、様々なデータが無料公開されています。ここから制作するもののアイデアを考えていくのもおすすめです。

5. クッキーの型

3Dプリンタを使ってクッキーの型を作成し、稼ぐ主婦が有名になりました。オリジナルのクッキー型は、人気のある商品です。実際にクッキー型を作る専門の3Dプリンタ「ニンジャクッキー」も発売されているほど。

アイデアとデザイン力次第で、人気の商品を生み出すことができるでしょう。

なお、クッキー型を作るときは素材選定が重要。ここまで紹介した中で、唯一間接的に口に入るためです。

洗剤で洗うことを考慮し、耐薬品性に優れて強度も高いPP樹脂などを使うようにしましょう。

3Dプリンターで作れないもの3選

3Dプリンタは自由度が高く、多くのものを作れますが、作成に不向きなものもあります。事前に知っておきましょう。

  1. 強度が求められるもの
  2. 細かな精度が求められるもの
  3. サイズが大きすぎるもの

は作成できなかったりおすすめしなかったりするものです。

1. 強度が求められるもの

強度がかなり求められる製品には向きません。これは、3Dプリンタの印刷方法によるところが大きいです。

3Dプリンタは、薄いプラスチックの層を作り、ミルフィーユのように積み重ねていくことで形を作っています。そのため、積み重ねている層と層の間から亀裂が入ることがあるのがデメリット。強い衝撃に繰り返し耐えることはできません。

3Dプリンタで銃が作れるようになって危険では?というニュースも一昔前にありましたが、それほどの衝撃には耐えられないので、注意が必要です。

2. 細かな精度が求められるもの

1ミクロン単位など、細かな精度が求められる物を作るのにも不向きです。

印刷時に吐出口から樹脂を流しだして固めていき形を作るので、そもそも吐出口より細い精度では再現できません。また、薄い層を積み重ねて高さを出していくので、どうしても表面には小さなガタツキやザラつきが出てきます。

そのため、現在の印刷方法ではそこまで細かい精度を出すことはできません。もちろん、ミリ単位の調整であればできるので、家庭で使う分にはそこまで心配する必要はないでしょう。

3. サイズが大きすぎるもの

サイズが大きすぎるものもおすすめしません。そもそも3Dプリンタのサイズを超えるものは1パーツでは印刷できないもの。パーツを分けて後に組み立てることで印刷自体は可能ですが、時間がかかりすぎるのがデメリット。

たとえば、20✕20✕20mmのサイコロを作る場合でも30分ほど印刷にかかります。大きくすればするほど時間がかかってしまうので、あまりにサイズを大きくすると印刷に数週間かかることもザラ。副業として考えると時間がかかりすぎて商売になりません。

なお、3Dプリンタは精度を上げるほど印刷がゆっくりになります。そのため、サイズが大きく精巧な作りが求められるものを作るのはおすすめしません。

3Dプリンターの副業に必要なもの4選

3Dプリンターで副業をするには、4つのものが必要になります。以下の表は、副業の種類別に必要なもの・なくても良いものをまとめたものです。

<3Dプリンター副業の種類別:必要なもの一覧>
必要なもの 作品販売 データ出品 CW受注 情報発信
3Dプリンター ×
PC
3Dソフト
材料・素材 ×

※ ◯:必要
  △:あったほうがよい
  ×:不要

それぞれのものについて、詳しく見ていきましょう。

【3Dプリンターの副業に必要なもの1】3Dプリンター

必要なもの 作品販売 データ出品 CW受注 情報発信
3Dプリンター ×

3Dプリンターの副業で必要なものと言えば、まずは3Dプリンターそのものです。

ただ、必ず必要なのは自分で作品をプリントして売る場合のみ。データ出品の場合は、3Dプリンターを用意する必要がありません

また、クライアントワークでは3Dプリンターがあると仕事の幅が広がりますが、なくてもCADデータ作成のみの受注も可能です。

情報発信の場合は伝える内容によって、必要なものが変わりますね。「3Dデータの作り方」ならプリンターはなくてもOK。逆に「プリントする様子の動画」であれば、3Dプリンターは欠かせません。

どんな3Dプリンターが良いかは、本記事内の「おすすめの3Dプリンター」で紹介しています。参考にしてみてくださいね。

【3Dプリンターの副業に必要なもの2】PC(パソコン)

必要なもの 作品販売 データ出品 CW受注 情報発信
PC

3Dプリンターで副業をするなら、PCは欠かせません。3Dデータを作成するために使ったり、情報発信なら動画編集に使ったりします。

必要なPCのスペックは、以下が目安です。

<3Dプリンター用のPCのスペック>
CPU Core i7以上(最低Core i5以上)
メモリ 16GB以上(最低 8GB以上)
ストレージ SSD搭載
モニター 1920×1080以上(最低1280×720以上)
GPU 8GB:Geforce RTX2070(最低6GB以上:GeforceGTX1660)

3Dデータは重たいため、あまりにもメモリの少ないPCはおすすめできません。副業とは言え、最低限のスペックを備えておいた方が、スムーズに作業を行えます。

【3Dプリンターの副業に必要なもの3】3D-CADソフト

必要なもの 作品販売 データ出品 CW受注 情報発信
3Dソフト

3Dデータを作るためのソフトも、3Dプリンターの副業には必要です。有料ソフトと無料ソフトがありますが、無料ソフトでも充分クオリティの高いデータを作れます。

有料ソフトは数万円かかるため、副業で使うなら、まずは無料ソフトから始めてみると良いでしょう。以下は、おすすめの無料3Dソフトです。

<無料の3Dソフト>
ソフト 対応OS
Blender Mac・Windows共通
Fusion360 Mac・Windows共通
Tinkercad Mac・Windows共通

上記のソフトは利用者が多いため、使い方などの情報もたくさん共有されています。色々試して、自分の使いやすいソフトを選んでくださいね。

【3Dプリンターの副業に必要なもの4】材料

必要なもの 作品販売 データ出品 CW受注 情報発信
材料・素材 ×

3Dプリンターで出力するには、作品に使う材料も欠かせません。この材料・素材のことをフィラメントと言います。

作品を作って売る場合は、フィラメント素材が必須ですね。クライアントワークや情報発信で稼ぐ場合は、仕事内容に応じて準備すればOKです。

3Dプリンターで使う素材には、樹脂金属など様々な種類があります。プリンターの機種によって使えるものが異なるため、機械に合うフィラメントを用意しましょう。

副業におすすめの3Dプリンター3選

3Dプリンターは様々な機種があって、どれを買えば良いのか迷いますよね。

そこで、副業におすすめ3Dプリンターをご紹介します。人気のあるメーカーの中から、5万円前後のお手頃価格で購入できるものを3つ厳選しました。

<副業におすすめの3Dプリンター>
メーカー名 商品名
XYZプリンティング ダヴィンチ mini w+
Flashforge Finder
QIDI TECHNOLOGY X-Smart

それぞれのプリンターについて、順番に見ていきましょう。

 

【副業におすすめの3Dプリンター1】XYZプリンティング:ダヴィンチ mini w+

出力方式 熱溶解樹脂積層方式
印刷可能サイズ 15×15×15cm
フィラメント材質 PLA・PETG・Tough PLA
対応OS Mac・Windows
価格 39,800円

(※2020年5月時点)

3Dプリンターで人気のXYZプリンティング社の「ダヴィンチ mini w+」。メンテナンスが非常に楽なので、初めて購入する1台に最適です。

PETGを使えるので、造形品を光沢のある見た目に仕上げることができます。また、PETGはPLAに比べて割れにくいという特性もあるので、造形品をそのまま販売したい方におすすめです。

【副業におすすめの3Dプリンター2】Flashforge:Finder

出力方式 熱溶解積層方式(FDM)
印刷可能サイズ 14×14×14cm
フィラメント材質 PLA
対応OS Mac・Windows
価格 48,000円

(※2020年5月時点)

FLASHFORGE(フラッシュフォージ社)の「Finder(ファインダー)」。動作音が静かなので、本業が終わった後の夜間にもプリントできます。

アフターサービスや修理を日本でおこなえるため、海外商品を使うのに抵抗がある方も安心です。

【副業におすすめの3Dプリンター3】QIDI TECHNOLOGY:X-Smart

出力方式 熱溶解積層方式(FDM)
印刷可能サイズ 17×15×15cm
フィラメント材質 PLA,ABS
対応OS Mac・Windows
価格 48,900円

(※2020年5月時点)

QIDI TECH社の「X-smart」シリーズ。初心者でも操作が簡単なモデルです。出荷時に調整済みのため、購入後すぐに使えます

安価な2大樹脂であるPLA、ABSと両方に対応しているので、使い分けが可能です。大きめの平面があり、ソリや収縮が気になる造形品はPLA、衝撃の強さを求めるならABSを選ぶことで、より希望に合わせた作品を作れます。

3Dプリンターの副業のメリット2選

3Dプリンターの副業には、次の2つのメリットがあります。

  1. 商品の在庫が必要ない
  2. 不労所得にもなり得る

それぞれのメリットについて、以下で詳しくお伝えしていきますね。

【3Dプリンターの副業のメリット1】商品の在庫が必要ない

3Dプリンターの副業では、注文が入ってからプリントすれば良いため、商品の在庫を抱える必要がありません

在庫がないと、以下のようなメリットがあります。

  • キャッシュフローに余裕ができる
  • 売れ残りによる赤字のリスクがない

通常の小売業では先に仕入れる必要があるため、仕入れ代金を払ってから、売上金が入ってくるまでのタイムラグがあります。

しかし、3Dプリンターの副業だとそのラグがありません。結果的に、資金的な余裕につながります。また、売れ残りによる損失の心配もありません。

【3Dプリンターの副業のメリット2】不労所得にもなり得る

3Dプリンターの副業は、成功すれば不労所得になり得るという点もメリットです。

作品をプリントして売る場合、設計図は1度作るだけで、何回でも使い回せます。また、制作する際も印刷するだけなので、自分で手作りするような労働は必要ありません

さらに、3Dデータの出品であれば、商品の印刷・発送すらしなくても良いのです。データを1度アップロードするだけで、売れたら収入が入るようになります。

もちろん、必ずしもうまくいくとは限りません。しかし、自ら手を動かさなくても商品を作れる点は魅力ですね。

3Dプリンターの副業のデメリット・注意点3選

3Dプリンターの副業には、デメリットや注意点も3つあります。

  1. 作品に使う材料のストックが必要
  2. アイディアを真似される可能性あり
  3. 作るものによっては違法になる

それぞれについて、以下で詳しく見ていきましょう。

【3Dプリンターの副業の注意点1】作品に使う材料のストックが必要

作品をプリントして売る場合、材料のストックが必要な点がデメリットとなります。注文が入ったらすぐに制作・発送と記載している場合は、素材を常備しておかなければなりません。

とは言え、商品の在庫を抱えることと比べると、負担はかなり少ないですね。

【3Dプリンターの副業の注意点2】アイディアを真似される可能性あり

3Dプリンターの副業は、アイディアを真似される可能性もあるのが難点です。せっかく独創的な商品を作っても、模倣されるかもしれません。

真似されると、独自性・希少性がなくなり売れなくなったり、価格競争に巻き込まれたりというデメリットがあります。

1つの作品だけではなく、様々な商品を展開することで、真似された場合のリスクも分散できます。また、他にない画期的な商品ができた場合は、特許取得に挑戦してみるのも選択肢の1つです。

【3Dプリンターの副業の注意点3】違法なものを作らないように注意

3Dプリンターの副業では、違法なもの制作・販売しないことにも注意が必要です。たとえば、以下のようなものを作ると法律違反となります。

<3Dプリンターで作ると法律違反となるもの>
作品 違反内容
キャラクターグッズ 著作権侵害
拳銃 銃刀法違反・武器等製造法違反
紙幣・硬貨 通貨偽造・通貨変造罪
ピッキングの道具 特殊開錠用具所持禁止法(ピッキング防止法)違反

好きなキャラクターでグッズを作りたい人もいるかもしれませんが、著作権侵害になるのでやめましょう。

また、拳銃・お金などは、実際に使用しなくても作るだけで違法となります。

参考元:e-Gov 電子政府の総合窓口|著作権法
参考元:e-Gov 電子政府の総合窓口|武器等製造法
参考元:財務省|通貨偽造等の犯罪に対する処罰の例
参考元:e-Gov 電子政府の総合窓口|特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律

3Dプリンターの副業をできる4種類のサイト・サービス

3Dプリンターの副業をするには、Web上商品の販売仕事の受注を行うことが多いです。ここでは、代表的なサイトやサービスを、4つの稼ぎ方別にご紹介します。

  1. 作品を販売できるサイト
  2. 3Dデータ・設計図を出品できるサイト
  3. クライアントワークを受注できるサイト
  4. 有料記事を販売できるサイト

それぞれについて、順番に見ていきましょう。

【3Dプリンターの副業をできるサイト1】作品の販売

3Dプリンターで作った作品を販売できるのは、以下のようなサイトやサービスです。

  • メルカリ
  • minne(ミンネ)
  • BASE(ベイス)

ハンドメイド作品を出品できるサイトやフリマアプリなどで、商品を販売可能です。作品一覧を表示させることができ、自分のネットショップのようなものを簡単に開設できます。

【3Dプリンターの副業をできるサイト2】3Dデータ・設計図の販売

3Dデータ・設計図を出品できるサイトで、人気があるのは「DMM.make」です。

DMM.makeは、3Dデータをアップロードするだけで良い点が特徴。商品が購入されると、プリント・発送DMMが代行してくれます。

3Dプリンター本体や材料を一切用意する必要がなく、データ提供だけで稼ぐことが可能なサイトです。

【3Dプリンターの副業をできるサイト3】クライアントワークの受注

クライアントワークの受注は、主にクラウドソーシングのサイトで行います。クラウドソーシングとは、ネット上で仕事を受発注できる仕組みのこと。

代表的なクラウドソーシングのサイトは、以下の3つです。

  • ランサーズ(Lancers)
  • クラウドワークス(CrowdWorks)
  • ココナラ(coconala)

サイトによって、募集している案件への応募や、自分で販売価格を決めて提案することが可能です。

【3Dプリンターの副業をできるサイト4】有料記事の販売

有料記事の販売をできる代表的なサイトは、以下の2つです。

上記2つは、Webページに課金設定をできるのが特徴。お金を払うことで、記事を閲覧できるようになるシステムです。

このような専用のサービスを使うことで、誰でも有料記事の販売を行えます。情報発信には3Dプリンターも材料も必要ないため、比較的簡単に始めることが可能です。

もし「記事を書いても稼げない」「アクセス数が少ない」という場合には、当メディアで提供している「Blog Hacks」の講座がおすすめ。

読まれる記事の書き方を基礎から学ぶことができる上、定期的に記事添削もしてもらえます。情報発信の副業で稼ぐなら、Blog Hacksがイチオシです。