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Webエンジニアに必要なスキル4選!あると役に立つ6つの資格も紹介

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「Webエンジニアに必要なスキルはなに?」
「資格を取る必要はある?」
「将来性は?」
などの疑問をお持ちではありませんか?

Webエンジニアとして働きたいと考えたとき、どんなスキルが必要なのか気になりますよね。自分に向いている仕事なのかどうか、始める前に確認しておきたいところです。

そこで本記事では、Webエンジニアについて、以下の内容を解説していきます

  • Webエンジニアの仕事
  • 必要なスキル
  • 役に立つ資格
  • 収入
  • 向いている人
  • キャリアパス

これからWebエンジニアになろうと考えている方や、これからどんなスキルを身につけていきたいか迷っている方は参考にしてみてください。

監修者:平井 隆嗣
システム開発に加えてマーケティングまで対応し、集客や売上に貢献するエンジニア。
開発会社にて4年間の勤務をし、リーダーとして活躍したあとフリーランスとして独立。WordPress導入、デザイン、開発、アプリケーション開発などを幅広く手掛ける。

監修者:迫 佑樹
株式会社SkillHacks代表取締役。大学在学中からプログラミングスキルを身につけ、フリーランスエンジニアとして独立。
自身の経験を活かしプログラミングを教え、その知見からオンラインスクール事業Skill Hacksを運営。そのほか、実店舗ビジネスや知識プラットフォームBrainなどさまざまなビジネス経営中。

Webエンジニアには3通りある

Webエンジニアには、大きく分けて3通りの仕事があります。担当領域は明確に分けられているわけではなく、兼務することもあります

Webエンジニアの仕事について3つに分けて紹介します。

  • フロントエンドエンジニア
  • バックエンドエンジニア
  • インフラエンジニア

Webエンジニアの仕事内容が気になる人は参考にしてみてください。

【Webエンジニア1】フロントエンドエンジニア

Webページの見える部分を作る仕事がフロントエンジニアです。Webデザイナーが作成したデザインを元にしてWebサイトを構築したりカスタマイズしたりします。

フロントエンジニアには、HTMLやCSSのスキルが求められます。デザイナーが作成した絵をWeb上で表現するには、HTMLとCSSで表現することが必要だからです。

最近では、ユーザーに興味を持ってもらうために動きのあるサイトを作ることが求められ、JavaScriptのスキルの重要性も高いです

【Webエンジニア2】バックエンドエンジニア

Webページの見えない部分を担当するのがバックエンドエンジニアです。Webを運用していく上で大切な基礎の部分を担っています。

例えばECサイトなら、ユーザーの注文や買い物かごの処理、不正アクセスの処理などを担当します。

  • JavaScript
  • PHP
  • Ruby

などの言語を用いて、仕事をすすめます。

セキュリティ技術は年々高度化しており、安全なサイトを制作するためには様々なスキルが必要です。

【Webエンジニア3】インフラエンジニア

インフラエンジニアは、会社で重要な役割を持つシステムの運用や、ネットワークの管理など安定して稼働できるようにする仕事を行います。

  • システム稼働の基盤設計
  • 必要やソフトウェアや周辺機器の設定
  • 運用・監視
  • 障害時の復旧対応

が主な業務内容です。サービスの基礎を運用する仕事なので、スキルが必要な反面、IT業界の中でも年収が高めに設定されています。

Webエンジニアに必要なスキル4選

こちらでは、Webエンジニアに必要なスキル4つを紹介します。

  • HTML・CSS
  • プログラミングのスキル
  • データベース関連のスキル
  • セキュリティ関連のスキル

どのようなエンジニアを目指すかによって必要なスキルは変わるので、以下の内容を参考にしてみてください。

【必要なスキル1】HTML・CSS

HTMLとCSSは、主にフロントエンドを担当する場合に必要なスキルです。HTMLはWebページの構造を表し、CSSは文字の装飾を表します。

Web開発においてもっとも基礎の部分となるものなので、未経験でもしっかり理解しておきたい内容です。

基礎を抑えたら、自分でサイトのレイアウトを再現してみるのがおすすめです。実際に自分でサイトを作ることで、目で見て学んでいるよりも習得しやすいでしょう。

【必要なスキル2】プログラミング言語

プログラミング言語は、様々なエンジニアが利用します。

エンジニアごとに必要な言語が変わり、例えばバックエンドでは、以下のものを使うケースが多いです。

  • PHP
  • Ruby
  • Java
  • Python

プログラミング言語にはさまざまな種類があります。目的や就きたい仕事により何を学ぶかを決めて、スキルを身につけることが大切です。

【必要なスキル3】データベース関連のスキル

データを整理して保管したり、情報として活用しやすくしたりするデータベースを扱う「データベースエンジニア」が存在します。

データベースエンジニアには、データベースを開発したり、運用したりするスキルが必要です

主なソフトウェアにはMySQLやPostgreSQLなどいろいろありますが、Web業界ではMySQLが多く使われています。

これらを操作するスキルが、データベースエンジニアは求められます。

【必要なスキル4】セキュリティ関連のスキル

Webを公開するときには、ウイルス対策やハッカーからの攻撃から守るセキュリティ技術が必要です。

自社の情報漏洩を防止したり、個人情報に関するコンプライアンスを定めて保護を行ったりします。

バグにより、致命的なセキュリティホールが出現してしまうことがあるため、セキュリティプログラミングやデバッグテストなどのスキルを習得しておくと良いでしょう。

Webエンジニアが持っていると役に立つ6つの資格

Webエンジニアになるためには、特に資格が必要ということはありません。未経験でたくさん資格を持っている人よりも、現場の経験がある人のほうが求められているからです。

しかし、業界未経験でも、何も資格がない人よりも資格を持っているほうがアピールポイントになります。

資格を取るための勉強=Webエンジニアに必要なことなので、しっかり知識をつけたい人におすすめです。Webエンジニアは幅広いため、まずは経験を積んでからその仕事に関連する資格を取っていくほうが良いでしょう。

資格を取りたいという人に、持っていると役に立つ資格を6つ紹介します。

  • Oracle認定Javaプログラマ
  • 基本情報技術者試験
  • Webクリエイター能力認定試験
  • HTML5プロフェッショナル認定資格
  • PHP技術者認定試験
  • Ruby技術者認定試験

これから勉強したい、何か資格を取得したいという人は参考にしてみてください。

【役に立つ資格1】Oracle認定Javaプログラマ

「Oracle認定Javaプログラマ」は、JAVAの開発元であるOracle社が運営している資格です。Javaのスキルや知識をレベル別に認定します。レベルには3段階あります。

  • 初心者向け・・・Bronze
  • 開発初心者向け・・・Silver
  • 自分で機能の実装ができる・・・Gold

Javaは活用の幅が広いため、資格があると転職にも有利です。

【役に立つ資格2】基本情報技術者試験

「基本情報技術者試験」は、IT業界の定番といえる国家資格です。Webエンジニアにはさまざまな業種がありますが、どの業種に就くとしても役立つ知識を学べます。

企業によっては、入社後に取得が必須になるところもあるようです。IT業界について何も知らないという人は、基本情報技術者試験の資格試験の勉強をしてみると良いでしょう。

【役に立つ資格3】Webクリエイター能力認定試験

WebデザイナーやWebエンジニアなど、サイトやコンテンツ制作に携わる仕事を「Webクリエイター」といいます。

「Webクリエイター能力認定試験」は、Webページの作成能力やデザイン能力まで、Web業界で必須となる技能を測定する試験です。HTML・CSSなどの基本的な知識も身に付けられます。

試験内容は3種類です。

  • HTML5対応版
  • XHTML1.0対応版
  • HTML4.01対応版

それぞれに「エキスパート」「スタンダード」の2つの難易度があります。資格を持っていると、Webクリエイターとしての能力を持っているという証明になるでしょう。

【役に立つ資格4】HTML5プロフェッショナル認定資格

「HTML5プロフェッショナル認定資格」は、HTML5、CSS3、JavaScriptなど、最新のマークアップに関する知識や技術力を認定する資格です。

静的なWebページに関する技術はレベル1、動的稲Webページに関する技術はレベル2に分けられています。詳しい内容は以下のとおりです。

  • レベル1:HTM5やCSS3を使ってマルチデバイスに対応したWebコンテンツをデザインし、制作できる
  • レベル2:Javascriptなどを使ってシステム間の連携や、Webアプリケーション、Webコンテンツの開発・設計ができる

就職や転職に役立つ資格というよりも、現場ですぐに使える知識を得られる資格です。

【役に立つ資格5】PHP技術者認定試験

PHPのスキルを証明する資格が「PHP技術者認定試験」です。難易度別に初級、上級・準上級、認定ウィザードがあります。PHPは多くのWebサイトに使われていて、初心者でも比較的わかりやすい言語です。

初心者が挑戦しやすく、持っていると転職時やビジネスの幅を広げるのに役立ちます。

【役に立つ資格6】Ruby技術者認定試験

「Ruby技術者認定試験」は、プログラミング言語Rubyの文法や知識、能力を証明する資格です。日本で開発された言語のため、学習しやすいのが特徴です。2つの難易度に分かれています。

  • Silver:Rubyについて基本的な技術内容を問われる。これからRubyを学ぶ人におすすめ
  • Gold:Silverよりも深い知識を問われる。実務経験者や、より実践的なスキルを取得したい人におすすめ

Webサービスはもちろん、スマートフォン向けのアプリにも使われているため、今後さらに需要が高まっていくことが予想されます。

Webエンジニアの収入は450万円

Webエンジニアの年収は、300~500万円が多く、平均すると約450万円と言われています。

しかし、スキルや経験により収入が大きく変わる仕事なので、この年収はあくまでも平均としてみてください。

実際に求人を紹介している「求人ボックス給料ナビ」では、Webエンジニアの年収は正社員で平均約581万円となっています。

これは全職業の平均年収よりも高く、スキルを習得し、経験を積んでいけば収入アップが期待できる仕事です。

Webエンジニアに向いているのはこんな人

「Webエンジニアになりたいけど、自分は向いているだろうか」と考える人もいるでしょう。Webエンジニアに向いている人の特徴は以下の通りです。

  1. 成長意欲がある
  2. 地道な作業が好き
  3. 変化に対応できる
  4. 論理的な思考ができる
  5. タスクの管理ができる
  6. コミュニケーションが取れる

自分に向いているだろうかと迷っている人は参考にしてみてください。

【向いている人1】成長意欲がある

Webの業界には、流行りがあります。新しい技術を取り入れることが好まれる傾向にあるため、常に新しい技術を取り入れていこうという気持ちが大切です。

自ら学ぼうとする人は、成長スピードが早くなります。

受け身でいるのではなく、常に成長したいと考えて自ら勉強する人に向いているでしょう。

【向いている人2】地道な作業が好き

Webエンジニアの仕事は、同じ作業の繰り返しです。コンピューターがエラーを起こしたら、解決していくという作業を積み重ねていきます。

地道な作業でも楽しくできて、エラーが解消したときに喜びを感じられる人が向いているといえます。

【向いている人3】変化に対応できる

ITの技術は常に変化しています。今使っているプログラミング言語は、いずれ使わなくなることも考えられます。よって、トレンドが変化したときにすぐ対応できる能力が必要です。

変化にすぐ対応するためには、日々の情報収集も必要になってくるでしょう。

【向いている人4】論理的な思考ができる

Webエンジニアの仕事は、システムを開発する際の設計や、プログラミングの作業において論理的な思考力(ロジカルシンキング)が必要になります。

さらに、問題が起こった時に解決する能力も必須です。システムの問題点を見つけたら改善策を考え、スケジュールを立てたり、順序だてて説明したりする能力が重要になってきます。

【向いている人5】タスクの管理ができる

Webエンジニアは、細かい作業が多くなります。どの作業をいつまでにするべきか、しっかりタスク管理ができなければなりません。

ひとつのプロジェクトには、Webエンジニア以外の職種の人もかかわっています。自分の仕事が遅れてしまうと、チーム全体に迷惑がかかってしまうでしょう。

しっかり優先順位をつけて、やるべきことをしっかりこなすことが大切です。

さまざまな仕事を同時に行う必要があるため、マルチタスク能力に長けている人もエンジニアに向いているといえます。

【向いている人6】コミュニケーションが取れる

Webエンジニアの仕事は、1人では完結できません。Webディレクターやデザイナーなど、各専門分野のメンバーが集まり、チームで仕事を進めます。

よってきちんと情報を伝えたり、相手の求めていることを理解したりするコミュニケーション能力が大切です。

また、Webエンジニアはクライアントと直接やり取りする場面もあります。クライアントの要望をしっかり聞いて、求めている製品を作らなければなりません。そのためには、クライアントとのコミュニケーションも重要になってきます。

Webエンジニアからのキャリアアップ

Webエンジニアのキャリアパスについて確認しておきたい人もいるのではないでしょうか。Web業界で長く仕事を続けていくためには、Webエンジニアになった先も見据えて仕事に取り組むことが大切です。

こちらで紹介するキャリアパスは4つです。

  1. プロジェクトマネージャー
  2. Webディレクター
  3. フルスタックエンジニア
  4. 起業する

Webエンジニアからのキャリアパスが気になる方は参考にしてみてください。

【キャリアパス1】プロジェクトマネージャー

プロジェクト全体の進行を管理したり、納期や予算などに責任を持ったりする人がプロジェクトマネージャーです。

プロジェクトマネージャーとして活躍するためには、技術に関する知識だけでなく、マネジメント力やコミュニケーション能力が必要になってきます。

【キャリアパス2】Webディレクター

Webディレクターは、プロジェクトのディレクションを担う仕事です。Webエンジニアのスキルに加えて、さらにマネジメントのスキルが必要になります。

多くのスタッフを取りまとめたり、スケジュール管理や人に指示を出したりすることが主な業務です。

プロジェクトメンバーに的確な指示を出すためにも、Webの技術や知識、交渉力も重要になってきます。

【キャリアパス3】フルスタックエンジニア

フルスタックエンジニアは、フロントエンドもバックエンドも両方できるエンジニアです。高いスキルで、Webサイト制作の全般を担います。

様々な言語を扱う必要があるため勉強が必要になりますが、多くの職場で求められる需要の高い仕事です。

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